「フュージョン」と言われて昭和世代がピンとくるのは、「カシオペア」や「T-スクエア」などに代表されるジャズ系の音楽だと思いますが(え?ドラ◎ンボール?)
今回、既に中国のミュージシャン向けカスタム IEM マーケットにて 70% 以上 という高いシェア率を持っている深圳のカスタムIEMメーカー “qdc(キューディーシー)”が放つ新形イヤホンは、このフュージョンミュージックからインスパイアされ、気持ちよく聴くために生まれたモデル。その名も
qdc Fusion
製造工程はカスタムイヤホンと同様となりますが、より多くの方に使っていただけるよう、カスタムまたはユニバーサルタイプのどちらも選択可能です。こちらはFusion付属の専用ケースですが、本体も同じ明るいグリーン~ブルー系トーンのトランスペアレントカラー です。イヤホンケーブルは定評のあるSilver Plated Copper Cable(3.5mm)が付属します。
qdcとしては初となる、ハイブリッドタイプ (Low – ダイナミック型x1、Mid/High – BAx4)を搭載した 5 ドライバー構成。ハイブリッドタイプで問題となる「ダイナミック型とBAが同一キャビネット内に存在する」ために起こる「筐体内の空間によるサウンドへの影響」という問題点を、ダイナミック型ドライバーに独立した音響空間と音導管を採用することで、この点を回避し、 一貫して非常にフラットな周波数特性を実現しました。
またFusionは内部インピーダンスが18Ωと低く、入力感度も106dB SPL(1mW)と確保されているため、スマートフォンなど携帯機器での使用も考え設計されています。
スマートフォンなどで使用する場合、 多くのダイナミックドライバーを採用したイヤホンでは、 中音域の周波数は顕著に再生されますが、駆動力の必要な低音域の周波数は概して弱くなり、本来のサウンドを発揮できない場合があります。
Fusion は独自のダイナミックドライバーの採用や入力感度の調整により、 低音域の周波数が欠落することなく、 フラットで広いサウンドステージとハイエンドでしか体験できない空間表現を持ち運ぶことができます。
結果として、フュージョンに影響を受けても様々な音楽を多彩な機器で美しく聴けるイヤホンに仕上がっているようです。
フジヤエービックでは、2019年12月6日(金)よりqdc Fusion 3タイプ(ユニバーサルタイプ/カスタムIEM/カスタマイズ可能なユニバーサルタイプ)の予約受付を開始。また中野ブロードウェイ3Fの店舗では同日より店頭試聴用デモ機を用意し、試聴を可能に致します。
qdc Fusion【QDC-7797】ユニバーサルタイプ フジヤ価格115,368円
qdc Fusion カスタムIEM フジヤ価格131,820円