昨日3月11日より、ご予約受付開始と同日に店頭試聴用デモ機も用意しました
早速実機を聴いてみました!
お知らせしたとおり、”King Of Swing”という愛称を持つGS3000e、さぞかしアコースティックジャズ系やビッグバンドものは、良い音で鳴るんだろうなぁ・・・という発想はせず、その対極にある?音楽で聴いてみました。
- GRADO GS3000e 試聴システム
(全部フジヤエービック店頭デモ機)
- プレーヤー:DELA HA-N1AH20/2
- DACヘッドホンアンプ:KORG Nu 1
- 試聴曲:ULTRA SOUL – B’z
TECHNOPOLIS – Yellow Magic Orchestra
まずはGS3000e unboxing ご開封。美しい木目ですね~
ひっくり返して、ドライバユニット部がこちら。50mm径の大口径ドライバ。
まだ慣らしは十分ではありませんが、グラドで”ULTRA SOUL”なんて聴けるの?という不安を一掃するような、イントロから水しぶきが飛んできそうなハイスピードな音が耳に届いてきます。実はロックなんかも、グラドヘッドホンで聴くのはお勧めなのですがGS3000eクラスになると爽快さのレベルが違います。
なおグラドのような大型イヤカップのモデルは、装着してからも前後に少し動かしてみて耳が収まり良く音がダイナミックに聴こえる(特にイヤカップ後部が大きく空いていると低域レベルが低くなり、意図したような音になりませんのでご注意を)ポジション決めを十分行うようにしてください。
各楽器・パートの定位感の良さはグラドの持ち味で、左右間のどこにパンポットがセットされているかがはっきり聴き取れます。その上に、細かい音まできちんと拾い上げて鳴らすため、ここにはこんな音が入っていたのか!という気づきも多いですね。
次はYMOのテクノポリス、イントロからシンセベースの音がうなる!!とはいえ全くブーミーさは無く、ファンダメンタルがしっかり聞き取れて凄い迫力になります。本当の超低域は出ていませんが、ドラムのキックの周波数まではしっかり出ていて、アナログで言えばサブソニックフィルターをかけた状態でしょうか、振動版の余計な動きを防ぐ効果もあるので、これで良いと思います。そこから上の領域は、先ほどのハイスピードな世界。一度このセットで聴いて頂きたい曲ですね!
それと着け心地については、ヘッドバンドの幅広化などの対策もあるのか400gもあるヘッドホンにもかかわらずとても良好。着け疲れよりも、長時間リスニングの際はどこかで耳を休めるべきで、そこまでは疲れもなく没頭できるヘッドホンではないでしょうか。
GRADO GS3000e店頭無料試聴会
は、今度の土曜、2019年3月16日午後に、中野ブロードウェイ3Fのフジヤエービック店頭で開催いたします。GS2000eなどとの比較試聴はもちろん、フジヤエービックデモ機の他社ヘッドホンとの比較もOKです!ぜひお気軽にお立ち寄りください。イベント詳細はこちら。
そして、当日気に入られた場合も即購入OK!しかも3月24日までにご購入頂いた方には、別売の11,500円するスペアイヤパッド”EAR Pad G”をもれなくプレゼント致します!
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