2019年04/27,28の両日に渡り開催しました
春のヘッドフォン祭2019
大型連休の最初を飾る形での開催となりましたが、初日は小雨が降ったりやんだりという不安定な天気、2日目も朝から電車が止まってしまうという毎回恒例(?)のアクシデントがあったにもかかわらず、昨年秋を大幅に上回る多くのご来場者様にお越しいただくことができました!
皆様、今回も本当にありがとうございます!
ここ数年「秋の方が新製品多いですね…」という声もささやかれていましたが、この平成最後の春はそんな話を吹き飛ばすほどの新製品”超”ラッシュ!
あまりに見たいもの・聴きたいものが多すぎてどれからチェックすればいいのか…という嬉しい悩みをお持ちの方も多かったのでは?
さて、本日と明日は本ブログ恒例のヘッドフォン祭レポートをお届け!
本日は数多く展示された最新製品の中から、まさに春に咲き誇る花々のように「カラフル」な製品をご紹介!
☆Campfire Audio IO
個性的なハウジングとカラーリング、そしてなによりその音質で人気を誇るCampfire Audioから登場の新製品が身にまとうのは鮮烈な赤!
それがこのIO!
BAドライバ2基というある意味ベーシックな構成ですが、まずこの赤のインパクトが強い!
SOLARISのゴールド、ANDROMEDAのグリーンなど、装着していると自然と目が向いてしまう製品が多いCAですが、35,000円前後(予定)という価格帯でも上位機種に負けないデザイン性。
見た目に違わず、音がグイグイと前面に来るのが特徴。立体感のある表現が印象的でした。
こちらは発売時期未定とのことですが、人気製品になること間違いなし!
詳細が決まり次第、当店ブログでもお知らせしますよ!
☆ULTRASONE SAPHIRE(サファイア)
赤の次は青!ということで続いてのご紹介はこちら、その名もSAPHIRE(サファイア)!
4ウェイ・6ドライバーという構成の内訳は低域用BA2基・中域用BA1基・高域用BA1基、さらに超高域用に2019年の”イヤホン界の台風の目”ともいわれる静電型ドライバー2基を搭載。
各音域のバランスも良く、鮮やかな高域と豊富な情報量を持ちながら解像感も高いというULTRASONE特有の音色をイヤホンで再現しています。
もちろん2pinコネクタの採用によりリケーブルも可能。
こちらは約40万円を予定、発売日は残念ながらまだ未定ですが判明次第すぐお知らせします!
☆Focal STELLIA
赤、青ときて…お次は落ち着いたブラウンをご紹介。
それがこのSTELLIAです!
あのUTOPIAでスピーカーのみならずヘッドホンの世界でも一躍トップメーカーに躍り出たFocalが、密閉型ヘッドホンのフラグシップモデルとしてリリース。
フランスのカフェで飲むカフェ・オ・レを思わせる、ブラウンカラーで統一されたデザインが印象的です。
明るくクッキリした音色で、ポータブル機でも使いやすいよう1.2mのケーブル(ステレオミニ)を採用。インピーダンスも35Ωと控えめ。
もちろんフラグシップ機にふさわしく、3mの4pin XLR端子ケーブルも同梱しています。
このSTELLIAは現在絶賛発売中!ですが、おかげさまでまもなく完売に…。
連休明けにまた入荷しますので、完売の際は今しばらくお待ち下さい!
いつでもどこでも、あのFocalサウンドが楽しめますよ!
☆final Bシリーズ
さてお次は一気に3色そろい踏みのイヤホンが登場です。
それがfinalの新シリーズ、B1・B2・B3!
この外観を見て「おや?」と思った方はするどい、クラウドファンディングで話題となったfinalの「Make」シリーズと同じ筐体デザインを採用、
装着感に関しては文句なしの出来であることは良く知られていますが、はたしてその音は…?
ということでそれぞれを簡単にレビューすると、
B1…ダイナミック型1基+BA1基のハイブリッドイヤホン。価格は7万円前後を予定。
ややスピード感があり、ボーカルは前に出てくる、立体感のある音場と力強い音色が特徴。
B2…シングルBAドライバを搭載したイヤホンで、価格は3万円前後を予定。
フラットで広い音場。大人しく、ゆったりとした音色で聴きやすい。
B3…BAドライバを2基搭載したイヤホンで、価格は5万円前後を予定。
綺麗な高域と締まりのある低域、高めの解像感が印象的。
こちらはそれぞれ6月下旬に発売を予定、続報をお待ち下さい!
☆DITA Dream XLS
初日だけしか会場に来られなかった方、本当に申し訳ございません!
本日のレポート、ラストを飾るのは、なんと初日終了後に到着、2日目のみのお披露目となったという文字通りの最新作!
それがDream XLS!
Dreamといえばもはや伝説級のハイクラスイヤホン。その完成度の高さで日本のみならず世界中のイヤホンファンから愛される存在になったものの、筐体に加工の難しいチタンを用いるなど生産の難しさが影響してかあっという間に生産完了に。
そんなDreamの後継機とあっては聴き逃せない!という方で2日目で最も混雑したブースのひとつとなりました。
今回のDream XLSでは新開発の「XLSドライバ」を採用。フラットで、広い音場と爽やかともいえる音色には鋭さや痛さもなくひたすら聴きやすさを感じさせます。
こちらは今年の夏発売予定、価格は25万円を予定しているとのことですが、これはDreamユーザーはもちろん、あの時手に入れられなかった、という方も見逃せない製品ではないでしょうか。
ご予約受付等についてはもう少しお待ち下さいね!
というところで、春のヘッドフォン祭2019レポート(1)はここまで!
明日も引き続き当日の様子をお送りいたします!