ヘッドフォン祭アフターレポート、その2はポータブル系アイテムを
中心にお届け!
ここ数年のオーディオ界を牽引してきたジャンルですが、その熱は
今もなおアツいまま!
こちらも人気を集めていた製品を改めてご紹介します!
☆IRIVER
日本、いや世界のポータブルオーディオ(海外ではパーソナル
オーディオ、という言い方をするそうです)のトップランナー、
IRIVERブースには今回も多彩な新製品が登場。
中でも「世界よ、これが日本だ」的なアイテムがこちら、
AK100II けいおん!エディション。
TVアニメ放送終了から5年を経過してもなお根強い人気の「けいおん!」、
今回ハイレゾ音源配信が決定、その音源を27曲収録しての発売となる
定番ポータブルプレイヤーの限定モデルです。
今回の展示ではそのうち2曲が試聴可能ということもあって、
他のコーナーに比べてじっくりと聴きこむ方が多かった様子…。
こちらはただいま大好評ご予約受付中、すでに予定入荷数の半分以上が
埋まっていますので気になっている方はお急ぎを!
さらにIRIVERはヘッドフォン祭当日にも隠し球を用意!
それがこの日初めて発表された新型プレイヤー「AK300」。
ちょうど同社AK320の内蔵メモリ・DACチップ数を半分にした感じの
新たなスタンダードモデル、という位置づけでしょうか。
発売日や価格はまだ未定ですが、AK380アンプも接続可能ということで
これからもこのAK3xxシリーズから目が離せません!
☆FOSTEX
ヘッドフォン祭前日、なんの前触れもなく突然発表されたのが
このTE100!
…いや、前触れはありました。このフォルム、わかる方にはすぐ
ピンとくるはず。
昨年秋のヘッドフォン祭2015で発表、発売開始となったFitEarの
カスタムイヤホン・Air、このモデルはFitEarとFOSTEXのコラボに
より完成したわけですが、いわばTE100はそのユニバーサル版!
とはいえそこはFOSTEX、単なるユニバーサル化では終わらせません。
ケーブルは端子こそFitEarと同じですが線材を新たにチョイス、
音の仕上がりもしっかりチューニングし直してあります。
Airがダイナミックドライバの持つ柔らかさを活かした音作りなら、
こちらTE100はよりフラットな傾向を持たせたスッキリ系寄りに。
こちらもすでにPart3店頭に試聴機を配備済み、ご予約も受付中!
☆音茶楽・茶楽音人
今回も国内・国外からのお客様で賑わっていた音茶楽ブース。
メインはもちろんこのFlat4-玄Ti Plus/緋Ti Plusでした。
定番シリーズ・Flat4の新作はボディにチタンを採用、音質も
さらにパワーアップ。
特に低域の締まりと高域の伸びやかさにご注目を。
こちら2機種は05/27発売予定、ご予約も受付開始しております!
試聴機はPart3店頭に両機種ともご用意ありますのでどうぞ!
そしてお隣、茶楽音人ブースでは2月のポタ研でも参考出品された
「こどんぐり」が再び登場…ってあれ、ちょっと違いません?
実はポタ研で寄せられたご意見を元に、メーカーさんが改良を重ねて
素材の変更や音質の再チューニングを行い、生まれ変わっていました!
こういう”製品の成長”も、ポタ研やヘッドフォン祭などのイベント
ならではの楽しみ、ではないでしょうか。
こちらは5000円前後での販売を予定、発売時期はまだ未定ですが
正式発表が楽しみな低価格帯イヤホンです。
☆acoustic effect
「アコエフ」という愛称も浸透しつつある?同社からは参考出品として
ボイスコイルにOFC(無酸素銅)を採用したモデルが登場。
ヘッドホンではいくつか採用例がありますが、イヤホンでは世界初では
ないか、とのことです。
今回はYSM-03/Rの通常モデルとOFC採用モデルとを比較してみましたが、
OFC採用モデルになると奥行き感が加わるように思われました。
こちらは今後の製品に活かされるかも、ということで特に製品化は
決まっていませんでしたが、熱心なアコエフファンからのリクエストが
非常に多かったそうです。
また、ヘッドフォン祭当日はアコエフ×フジヤのコラボモデルとして、
この日だけの限定モデル・YSM-04/RSメタリックブルーも販売!
こちらはおかげさまで限定10台が完売となりました!
ただ青くしただけ…とあなどるなかれ、そこは「国産」にこだわる
アコエフです、カラー決定にもこだわりまくりました。
残念ながらこの限定モデル、サンプルもないのですが通常モデルは
Part3店頭で常に試聴機を用意していますのでぜひご試聴を!
☆Konohazuk
「コノハズク」と読むこのブランド、今回のヘッドフォン祭で
初めて見かけた、という方も多かったのでは?
それもそのはず、こちらはいま話題のクラウドファンディングにより
ヘッドホンを世に送り出そう、という新進気鋭のメーカーさんです。
”木”の持つ魅力を充分に活かしたヘッドホンを作りたい、という
思いからスタートし、形となったのがこのH3。
クラウドファンディングということで、なかなか実物を直接見たり
聴いたりすることが難しい面がありますが、それはメーカーさんも
同様にお客様からのご意見・ご要望を直接聞きにくい、ということ。
じゃあそれヘッドフォン祭で解決しちゃいませんか?という具合で
今回の出展が決まりました。
メーカーの方にお話を伺うと、やはり実際にいろんな方に製品を
触って、聴いていただいて初めて分かった問題点が出てきました、
とのこと。
同様に、実際触って、聴いてみて改めて良さがわかりました、と
いうご意見もいただけたそうです。
今回の出展でわかった問題点はすぐ直します!とのことで、
2日目のブースには「リケーブル化します」などのパネルが。
ヘッドフォン祭は今後もユーザーの皆様だけでなく、今回のような
クラウドファンディング系のメーカーさんのお悩みもいっしょに
解消していけるようなイベントであり続けたいと思います!
ということで今回も様々な新製品、新メーカーが数多く登場した
ヘッドフォン祭ですが、次回は10/22(土)・23(日)開催!
早くもいろいろと情報が集まりつつありますが、秋はもっともっと
大変なことになりそうですよ…?
おっと秋の前には07/30(土)の「ポタ研・夏」もございます、
こちらもなにが飛び出すか、皆様ぜひお楽しみに!