昨年末、ポタフェスにテープ貼りで展示されていた謎の新モデル
ブログ「目福耳福」でもレポートしたこのネットワークプレーヤー。
ついにデビューです!しかもその他の製品も、伝統のシリーズを一新。
DENON DNP-2500NE
標準価格216,000円、2月中旬発売予定
DSD11.2MHzまで対応したハイレゾネットワークプレーヤー。中でも注目は
昨年の段階でもお知らせした、ヘッドホンアンプ部の充実、というよりも
ハイクオリティな単体ヘッドホンアンプをそのまま突っ込んでしまったような
その気合の入れ方です。独立ヘッドホンボリュームなどはその証。
実はポタフェス前に、その音を聴かせて頂いていましたが、元のDAC部の素性が
良く、いかにもデノンサウンドですが、これまでとはちょっと違った滑らかさとか
繊細さの感じられる音。その理由は、あのロングセラーシリーズもモデルチェンジ
するため、新しい音の基準でトータルに再構築したから、というお話。それが
DENON PMA-2500NE
標準価格248,400円 2月中旬発売予定
初代PMA-2000(1996年発売)から連綿と続いてきたデノン伝統のブランド
「2000シリーズ」を20年目にして一新。アンプ部にもDACを搭載し、新しく
「2500シリーズ」をスタートさせるモデル。それだけに気合十分の出来で、
Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路採用など、昨年秋発売の
PMA-SX11の技術や回路をふんだんに取り入れて、しかも今後必要な
ハイレゾデジタルにも対応したモデルとなります。こちらも音は、旧来の
2000シリーズよりも進化しているな、というのが試聴の印象でした。
DENON DCD-2500NE
標準価格194,400円 2月中旬発売予定
こちらは逆に「ディスクの音を引き出すことに専念」する方向へ舵を切った
プレーヤー。旧モデルにはあった外部USB DAC機能はあえて外してあり、
デジタルでもアナログでも質の良い信号を送り出すためにすべてを設計
しなおしたモデルです。PMA-2500NEと一緒に効きましたので、受けた
印象はアンプの所と同じ。アナログ出力でも、PMA-2500NEのDACに
入れても、音質的な傾向は変わらず、以前からの技術をさらに進化させた
「Advanced AL32 Prossesing Plus」採用の効果か、アナログライクな
音質でもあるかな、と感じました。
ピュアオーディまで幅広く扱うフジヤエービックでは、当然3機種とも販売。
近日中にご予約受付を開始致します、どうぞお楽しみに!